私たちって誰だろう、
なぞなぞみたいだけれ ど、
夜通しあなたの眼底を旅してめぐるのが、
私たちの仕事、
道野辺には、
昼間のあなたの愚行の痕跡がまだ残っていて、
それを足の裏でスキャンしながら読み取ってゆく、
楽しい、
眼底の最も奥深いところには、
駄洒落みたいだけれど、
あなたの苦悩が結晶してできた瑪瑙がごろごろしていて、
それを拾って叩きあわせ、
散った火花を写真に撮って、
夢見のあなたに送る、
楽しい、
楽しい、
もちろん
朝が来るまえに、
音もなく私たちは立ち去る、
なぞなぞみたいだけれど、
そんな私たちって、
あなたにとって誰だろう、
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